私の母はチョー――お片付け苦手人間です。
そんな母のDNAを受け継ぎ英才教育⁈を受けた私は血統書付きのお片付け苦手な人なんです。
なので長年汚家(おうち)と格闘してきたわけです。
そんな私が一念発起し整理収納を学び我が家を改善し、今やお片付けの仕事をしています。
母は未だにお片付け苦手のままなので、たまに実家に帰り物の整理をしています。
今回はその模様をお届けします。
before
物がぎゅうぎゅうに詰まってますね。
お片付け苦手な人あるある。
種類や用途、頻度を考えず空いてる空間に収納する(ぶち込む)。
これでは在庫管理なんて到底無理です。
このパントリーの位置はキッチンに通じる廊下にあってとても良い場所にあります。
便利な位置にあるので食材だけではなく掃除道具やスプレー缶が収納されて(ぶち込まれて)います。
お片付けをする時は何からするのか?
皆さんお分かりですね?
そう‼
全出しです。
さぁ全出ししてみよう
出してみると、買い物の癖がわかります。
ツナ缶がいっぱい出てきました。
収納の中であっちこっちに散らばっているので無いと勘違いしてしまったのでしょう。
その結果が・・・
はい。残念期限切れ‼
沢山の食材とお別れしないといけませんでした。
昔は6人家族だった家を切り盛りしていた母は、現在2人暮らし。
コンパクトな暮らしにまだシフトチェンジがし辛い性格のようです。
あまり口うるさく言っても開き直る性格の為、責めることのないように一緒に物を選別していきました。
after
最近、めっきり腰が曲がり背も縮んだ母が届きやすいところ、見やすいところによく使う物を収納するように心掛けました。
母は膝も痛いのでしゃがむのも辛いため下段も古紙などは投げ入れるように配置をしました。
一番下は、古紙・掃除用具・荷づくり用品
その上は食材とキッチンで使うネット等の回転が速い用品関係
上2段はラップの在庫やスポンジのストックをニトリのファイルボックスで母の手が届くように収納しました。
少し空間に余裕もできました。
実家を片付ける
皆さんもご実家を片付けするとよくケンカになるとお聞きすることがあります。
分かります。腹立ってきますよね。
私も以前は物を手放せない母を責め続けていました。
でもある時気づいたんです。
何のためにお片付けして欲しいの?
私は親の生活が心配だったから。
床に物が溢れた状態では安全だとはいえません。
これからの母の人生、物の管理に追われることなく豊で、やりたい事をして欲しいと思いました。
私は母からお片付けして欲しいと頼まれたわけではありません。
何なら本人は豊かだと感じ、感謝しながら生きています。
私の価値観と母の価値観は違うという事に気付きガミガミいうのをやめました。
ただ床置きの物は危険なので収納スペースを確保しよう。そのためには不要な物と必要な物を見極めて外に出ているものを収納の中に仕舞おうと私の気持ちを穏やかな気持ちで伝えました。
すると頑なな母が少し動いてくれるようになりました。
ケンカになるくらいだったらやらない方がいいです。
親と一緒に会話できる時間はそんなに残されていません。
なので笑顔でルンルン気分でお片付けをして頂きたいと思います。
実家を一緒にお片付けしませんか?
それでもやっぱりケンカになっちゃう方。プロに間に入ってもらうとスムーズにいきますよ。
赤の他人が入る事で怒りスイッチをオフにすることができて、尚且つ使いやすい収納に仕上がります。
ちょっと気のなると思われたあなたご相談は30分無料です。
ご連絡おまちしております。